手術室勤務ってどんな感じ?役割を知って、向いている!向いていない!

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手術室勤務ってどんな感じなの?

記事作成の方の経歴
看護師(病棟・手術室勤務)
 病棟勤務6年 手術室勤務17年 
 都内2施設、その他の県2施設
 派遣看護師経験あり

この記事を読むと、以下の事が分かります。
・手術室看護師の役割
・手術室に向いている人、いない人
・仕事内容とやりがい
・勤務状況
・実際の給料は?

「手術室看護師」と聞くと、皆さんどのような想像をされるでしょうか?
看護実習で手術室に入った事がある方もいらっしゃるでしょうが、見学できるのはほんの一場面に過ぎません。
実際のところは、このような感じです。

・手術室看護師の役割
 手術中の医師の介助、患者さんのお世話や手術の記録、麻酔科医の介助など、手術が円滑に進むようにマネジメントする役割です。

手術中の手術室看護師には主に二つの役割があります。
①器械だし看護師(直接介助看護師)
テレビでよく見る「メス!」と言われて、器械を渡す役割です。
実際は、医師から声をかけられる前に手術の進行状況を把握して、事前に渡しています。
②外回り看護師(間接介助看護師)
患者さんが手術室に入ってから、手術中・手術後まで手術に係る全てをマネジメントします。
一般的には器械だし看護師が大変と思われるかもしれませんが、実際には経験やその場の瞬発的な判断など要求される、外回り看護師の方がスキルを要求されます。

・手術室に向いている人、いない人
正直、一番向き不向きが明確に表れる職場であると言えます。
・向いている人
・反射神経のいい人
・他人に興味がある人
・空気が読める、察しのいい人
・体力のある人
・処置や介助が好きな人

・向いていない人 
・患者さんとの触れ合いが好きな人
  ・空気や読めない人
  ・体力に自信がない人
  ・おっとりした性格の人
  ・緊張しやすい人

・仕事内容とやりがい
手術室看護師には、手術につく以外にも仕事が沢山あります。
 ・仕事内容
・手術前の患者さんに会って手術の説明をする。それと同時に、患者さんの性格や体の
特徴、どんな不安を抱えているかを確認します。
・手術が終わった患者さんに会って、傷口以外に体に異変が出ていないか、不安に思
った事や嫌な事などはなかったか確認したり、手術後の医師の説明で分からなかった事がないかヒヤリングします。
・手術で使用する器械の片づけと管理
・手術の後に問題があった点や疑問などをスタッフで話し合う
・手術室内の片づけと清掃
・勉強会や研修への参加
などがあります。
・やりがい
・手術について、スムーズに器械を渡すことが出来た時
・医師から感謝を伝えられた時
・患者さんから「ありがとう」と言われた時
・勉強したことが役立った時

実際に患者さんに触れ合う機会が少なく、残念ながらあまり覚えられていない事がほとんどです。
ですから、患者さんの方から声をかけられた時などは、とても嬉しくなります。

・勤務状況
基本的には月~金曜日の平日勤務になります。時間外に延長した場合や夜間、休日の緊急手術に備えて夜勤体制及びオンコール(待機)体制を取っています。500床程度の病院であればオンコール体制が多いようです。病棟勤務に比べると、急な私用で休みたい時などは勤務交代の人員を探さなくても、フォローできるメリットがあります。

・実際の給料は?
基本給+特殊勤務手当、夜勤手当や待機手当がつきます。病院によって大きく差はありますが、経験上都心であれば30歳の看護師で手取り30万円弱程度になります。
しかし、新人の場合で「20万円ほどです。」と打ち明けられたこともありました。

・まとめ
いかがでしたか?実際に色々な病院の手術室で17年働いてきた経験をもとにお伝えしました。
もし、手術室へ配属されて不安に思っている方や「手術室看護師ってどんな人か知らない」という方のお力になれたのなら幸いです。

参考資料:マイナビ看護学生/マイナビコーポレーション

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