いつまでたっても【診療看護師】増えない国のための、前倒し筋の鍛え方

〇看護師へのタスクシフトの時代
 少子高齢化が叫ばれ、目の前には2025年問題が迫っています。
2025年問題とは団塊世代の800万人もの人が75歳以上の後期高齢者になる時代を指します。

「アフィリエイト広告を使用しています。」

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

此方の記事を書いた方とかわら版の対談です。

皆さんは知っての通り現在の医療情勢は厳しく、特に都市部では医療の格差が訴えられています。
地方都市や田舎に行きますと医師が少なく看護師の確保も難しい病院も多くあります。

都市部に医師や看護師が集中することで誰もが平等に都会と同等の医療を受けることが出来ないという問題が発生しています。

そのため医師が行う医療行為を少しずつ看護師へタスクシフトし、誰もが医療を受けれる機会を広げようとする動きがあります。

このタスクシフトには同時に医師を重労働から解放する目的もあるとされています。
そこで、現在注目を浴びているのが診療看護師(Nurse practitioner)と呼ばれる新しい職種です。

〇診療看護師とは
 現在の日本では看護職種は正看護師と准看護師の2つとされています。
これは保健師助産師看護師法(保助看法)と呼ばれる法律で規定されています。

参考:保健師助産師看護師法という法律をご存じですか?

https://www.youtube.com/watch?v=9sJXtWHPj8g&t=1327s

ここからわかるように現在の日本では診療看護師という国家資格は存在せず民間資格に分類されます。

海外の先進国といわれる国では、国家資格として診療看護師資格が認められています。
カナダやアメリカなどでは医師と看護師の中間職種として規定されており医師の仕事の一部を行いながら看護師という役割を担っているとされています。

ただしこの診療看護師は看護職の中の上級職とされており大学卒業後に大学院で専用カリキュラムを2年間習得する必要があります。

難易度はとても高く狭き門ともされています。
診療看護師の資格を取得しますと海外では、自分の専門分野を持ち診療所を開設することもできます。

診療看護師は医師の役割もあるため一定の範囲内で診断、治療、投薬を自分の権限の元で独立して行うことが出来ます。
では日本での診療看護師とはどのようなものなのでしょうか。

 日本では日本看護協会およびNP大学院協議会とよばれる組織が合同でこの資格の運営を行っております。

この診療看護師資格を得るためには、海外と同様に大学院へ進学し2年間の専用カリキュラムでの学習が求められます。

そして卒業後に資格試験を受験し合格して初めて診療看護師資格を取得できます。
海外ではこの段階で、医行為を行う権限を持つことになりますが日本では事情が異なります。

 日本では診療看護師は民間資格のためその資格単独では医行為を行うことはできません。そのため日本の診療看護師は「特定行為研修」という資格を大学院の2年間で習得することになります。

〇特定行為研修とは 
 特定行為研修とは厚生労働省が運営を行う資格で、この資格では21区分38行為の医行為が認められています。

この特定行為研修に合格すると医師があらかじめ作成した手順書に従って患者の状態に合わせて医行為を行うことが出来るとされています。

そのため今まで以上にタイムリーに患者の状態に合わせて治療を行うことが出来る非常にいい制度となっています。

例えば事前に医師から脱水の兆候がある際に輸液を施行するといった指示があれば、医師が不在時に特定行為研修を受けた看護師がいれば患者の状態を判断し輸液を施行することが可能となります。

このように看護師が医行為を行うことで患者には大きなメリットがあるとされています。診療看護師についてまだまだ紹介したいことがありますが、次回にまた紹介したいと思います。

https://sp0110.com/wp-content/themes/rebirth_free001/img/common/no_avatar.png

〇私が診療看護師を目指す理由
 私は現在、診療看護師の資格取得を目指しており大学院進学に向けて受験勉強をしています。

私が診療看護師を目指す理由は「必要な医療をいつでもどこでも受けられるような環境を作りたい。」といった思いからでした。

この理由を聞いたらありきたりだと思いますが特別な思いがあります。

 私が勤務する病院も田舎に所在するため医師や看護師が不足しており、夜間の当直は外部からの出張医師が担っているのが現状です。

また私が所属する病棟では、回復期と言いながらも急性期の患者さんが多いのが現状です。そのため急変なども日常茶飯事です。

急変時には当然医師へ指示をもらいますが「当直医なので現状がわからないから…」と処置が遅れることがあり実際に亡くなった方も目にしました。

私たち看護師はずっとそばにいるため病状も理解していますが、治療を行う権限を持っていません。

もしも権限があれば、救える命だったと思います。
こういった思いがあり、私は診療看護師の資格を取得して必要な医療を必要な人に提供できる体制を作りたいと考えました。

もう医師だけが医療を行う時代は終わりにしなければならないと私は考えます。
医師が偏在し医療格差が生じている現状を改善するのは、この診療看護師資格だと思います。

病院内に一人でも診療看護師がいるだけで、きっと病院の医療体制や患者さんへの医療提供体制は変化するはずです。
必ず、この思いを患者さんの為にも達成していきたいと思います。

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP
⏩プログラミングスクール無料カウンセリング