【25歳看護師】腰痛と上手く付き合い7年間の看護師継続の経験!

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25歳看護師の辛い腰痛の体験談

5年ほど前、私は杖をつかないと歩けないほどの腰痛に悩まされていました。
現在は杖を突くことなく普通に歩き、普通に日常生活を送り、兵庫県の病院で看護師を7年間続けることができています。
そんな私の体験談と、現在も行っている腰痛対策についてお伝えしますね。

原因は長時間勤務と重介助

言わずもがな、病院で勤務している看護師の仕事は基本的に立ちっぱなしです。
夜勤では18時間という長時間の勤務で、どうしても足腰への負担が大きくなります。

そして仕事内容は患者さんの移動や介助などが中心で、中腰での作業や重いものを動かす作業も腰への負担が大きく、腰痛の大きな原因になっていました。

看護師になり2~3年ほどで腰痛が始まりました。
しかし25歳までは腰痛といっても勤務中のみで、家に帰れば腰痛のことは忘れてしまうほどで、生活に困ることはありませんでした。

そして25歳のとある日、ぎっくり腰になりました。
その日は120㎏の患者さんのお風呂介助をしていました。

患者さんを転倒させてしまうことは、一種の医療ミス扱いとなり、大きな問題となります。
その日も患者さんを転ばさないよう、必死に丁寧に気を付けて介助をしていました。

無事にお風呂が終わり、脱衣所に向かおうと歩き出した瞬間、患者さんがツルっと滑り、私にもたれかかってきました。
サッと反応し必死になって患者さんを支え、なんとか転倒は免れました。

しかし私の背中はビキッと電流が走ったかのような感覚に襲われ、その後腰が反り返ったまま動けなくなってしまいました。

整形外科に受診

腰だけでなく足も痺れて動かなくなり、ナースコールを押そうにも届かなかったので、大声で助けを求めました。
どうしようもないということで、別の看護師に車椅子に乗せてもらい職場の整形外科を受診しました。

レントゲン・MRIを撮り終わったのち、急性腰痛症=「ぎっくり腰」と診断されました。
先生には「2~3日は安静にしてください。そのうち治るでしょう。」と言われ、鎮痛剤とシップを処方されました。

看護婦長さんに伝え、2日休みをいただくことができました。
しかしそんな短時間で治るはずはありません。

薬はほとんど効きませんでした。
シップも貼った瞬間は気持ちよいですが、時間が経つと蒸れて痒くて仕方ありません。

25歳にして、長く苦しい腰痛との戦いの日々が始まりました。

ベルトを購入

腰ベルトは病院で購入するものかと思っていました。
しかし先生曰く、町の薬局などで売っている物やパソコンサイト等で購入できる物で十分だそうです。

私は近所の薬局で、よくTVのCMで宣伝されているバン○○〇の骨盤ベルトを購入しました。
マジックテープで留めるタイプのものです。

ベルトをすることで多少腰が支えられ、腰痛が軽減されたような気がしました。
しかしベルトを巻く目的は痛みの緩和のためで、完治する訳ではありません。

本当に気休め程度の効果だったので、ベルトを巻くのが邪魔くさくなり、数日で使わなくなりました。
どうしても痛いときは杖や歩行器(高齢者がよく使っている押し車のようなもの)を使いながら仕事をしていました。

夜中に病室を巡回する際、歩行器で物音を立ててしまい、患者さんには申し訳なかったです。
辛いのは仕事中だけでなく、通勤の際に電車で立っているのが辛くなり、タクシーで通うこともありました。

家では夜間に寝返りを打つたびに激痛で目が覚め、常に不眠。ほんの少し立っていることが辛く、趣味の料理もろくにできません。
休みの日は1日中横になって過ごし、家の中は這いつくばって移動しました。

今思い返せば20代半ばの女性とは思えないような、悲惨な日々を過ごしていたと思います。

接骨院・整体に通う

このままでは日常生活さえままならないので、週1回の整形受診に加え、接骨院・整体に通い始めました。
マッサージ等をおこなってもらうことで、腰痛の症状が緩和されたり改善したりすることもあります。

しかし効果は一時的なもので、夜勤など長時間勤務に入ってしまうと、悲しいですが痛みは振り出しに戻ります。
また、接骨院・整体は保険適用でなかったので月に2万円程度費用がかさみ、お財布にかなり痛かったです。

さらに、私が通っていた接骨院・整体はその日によって施術してくれる先生が変わるところでした。
相性があるのか、当たりの先生はとことん気持ちよくて痛みをとってくれるのですが、はずれの先生は残念ながら、ただただ痛い!高いお金を払って痛みがさらに酷くなっているような気がして辛かったです。

こういった理由から、2か月程度で通うのを辞めてしまいました。

腰への負担を極力減らす

2か月経過しても腰痛は続いており、これからしばらく腰痛と付き合っていかなければいけない、ということを覚悟しました。
まず、看護婦長さんに勤務の調整をお願いしました。

そして負担の重い夜勤を辞め日勤だけで働きはじめました。
昼間の仕事中でも、中腰や前かがみの姿勢での作業は腰を痛める大きな原因になりますので、こうした作業をできるだけ避けるようにしました。

どうしても行わなければならない時は、活動時の姿勢や患者さんを運ぶ際のベッドの高さなど、できる範囲で工夫しました。
また、腰に負担がかかりそうな作業の際には一人で無理して行わず、他の看護師や医療スタッフに協力を仰ぎました。

ストレッチや腰痛体操を取り入れる

看護師の先輩から、「腰痛の改善に効果があるのはストレッチや腰痛体操やで!」とつよくおすすめされ、試してみることにしました。
本屋に行くと沢山の腰痛に関する本があり、片っ端から試してみました。

本当に沢山の、いろいろな方法があったので、自分に合うものを見つけて、続けやすいものだけを行いました。
また、youtubeなどの動画サイトで見つけた腰痛体操を、お風呂上りや夜勤の前に行いました。

ツボ押しやヨガも、家でゴロゴロしている時などに暇さえあれば行うようにしました。
続けて1週間で体の変化がわかりました。まず朝起きてすっきりと目覚められました。夜間寝返りで目覚める回数が減り、熟睡感を得られたのです。

仕事をするとどうしても痛みは強くなってきましたが、痛みの程度が軽減されているように感じました。
ものすごい痛かった時の痛みが10だとすれば、半分の5ぐらいまでマシに感じられました。

さらに続けて1か月ほど経つと、杖や歩行器とは完全にサヨナラし、やや痛みを感じるものの普通に仕事ができるようになっていました。

一番効果があったのは筋トレ

ストレッチや腰痛体操はもちろん腰痛の改善に役立ちました。
しかし今思い返すと一番効果的なのは筋トレだと思います。

腰痛の悩みから解消された現在でも、筋トレはほぼ毎日行っています。
整形外科の先生に、「痛みがマシになったのならば、そろそろ筋トレしなさいね。」と言われました。

先生曰く、全身の筋力をアップすることで腰椎の支持に役立ち、正しい姿勢になるように導いてくれるそうです。
痛みが落ち着いた後は、腰痛を改善するとともに腰痛になりにくいように体を作り替えることが大切だそうです。

腰の周りの筋肉である腹筋・背筋、そして腰を支える臀部・足の筋トレを中心に行い、およそ2週間程度で効果を感じました。
仕事の後、腰に痛みを感じなかったのです!この時は本当に嬉しかったです。

筋トレの効果を強く実感したので、その後も筋トレを続け、3か月後には完全に腰痛から解放されました。
元通り活動できるようになり、夜勤仕事も無理なく入れるようになりました。

5年たった今でも、もう腰痛には悩まされないよう筋トレだけは続けて行っています。
私の場合は接骨院・整体で自分の筋肉の弱い部分や筋トレの方法を聞いていたのですが、誤った筋トレを続けると腰痛の悪化につながる可能性があるので、今後始められる方も一度は医者や接骨院・整体、ジム等のプロの方に見てもらうことをおすすめします。

最後に

杖をついて歩くのは恥ずかしかったですが、当時は本当に腰が痛くて辛かったです。
私は筋トレや同僚の看護師の協力があって克服することができました。

この記事を読んでくださった腰痛持ちの方々も、自分に合った方法を見つけ、腰痛を克服できるようになることを祈っています。

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