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子持ち看護師が働きやすい職場と働き方とは?第1条件はこれだ!
子持ち看護師のあなたへ。
「転職するか、辞めるか」や「働きやすい職場や、働き方はあるの?」、「常勤とパートどっち?」と日々悩んでいませんか?
悩んでいる人達の中には、看護師を辞めた方がいい人と、絶対に辞めない方がいい人がいます。
そんなあなたの悩みの原因を探り、病院を選ぶ条件とその見つけ方をご紹介します!
本記事の内容
☑ なぜ転職や退職が頭に浮かんでしまうのか?原因はコレだ!
・あなたを悩ませている問題の原因は?
・こんな環境にいたら要注意
☑ この質問で分かる!転職と専業主婦、どっちを選べばいい?
・転職か?専業主婦か?で悩んでいる方への質問
・この答えなら、迷わず専業主婦を選んでほしい
・頑張って続けた場合、その後はどうなる?
☑ 転職を選んだあなたへ。選ぶべき病院の条件とは?
・病院を選ぶ時に最優先すべき条件とは?
・その他には、どのような条件が必要?
☑ 働くなら、常勤とパートどっち?
・常勤のメリット ・常勤のデメリット ・パートのメリット ・パートのデメリット
☑ 子持ち看護師が働きやすい職場を見つける方法とは?
・まずは、e-ナースセンターへ登録する ・次に看護師転職サイトへの登録を検討する
☑ まとめ
この記事を読むメリット
このような5つのお悩みに役立ちます。
1,なぜ辞めようと思ってしまうのか?その原因と理由が分かります。
2,転職と専業主婦のどちらを選ぶべきか、その答えが見つかります。
3,どんな働き方を選べばいいのかが分かります。
4,就職先を選ぶ時の条件が明確になります。
5,あなたが働きやすい職場の見つけ方をご紹介
・この記事を書いている私は、平成9年4月から看護師を始めました。
・令和3年3月に退職し、現在はWebライターとして活動しています。
・日々奮闘しながら働いている方達へ、現職時代に感じた悩みや、経験し解決した事などをシェアしていきます。
・そんな私の書いた内容が、あなたの悩みを解決に導くきっかけになれば幸いです。
なぜ転職や退職が頭に浮かんでしまうのか?原因はコレだ!
あなたを悩ませている問題の原因は?
原因はずばり、あなたを取り囲んでいる「環境」です。 あなた自身の問題ではありません。
それは、「あなた」と「あなたが置かれている環境」が良好な関係になっていないからです。
もし現状に満足しているなら、「辞めよう」という考えは、浮かばないはずです。
こんな環境にいたら要注意
例えば、こんな環境にいませんか?
今の職場は働きづらい。
上司が急な休みや遅刻、早退に対していい顔をしない。
同じ部署のスタッフから嫌煙されている。
育児に対して協力が得られない。
夫が育児に協力してくれない。
両親など身内の協力が得られない。
経済的に苦しくて、仕事を辞められる状態ではない。
長年、スタッフとして働いてきて、気が付いたことがあります。
特に「職場」が原因の場合、最大の要因は「管理者」にあるということです。
管理者は、突然の休みや早退などがあった場合、その後の対応について考えます。
その内容は、「スタッフ配置はどうするのか」、「翌日も休むことになった時はどう対応するのか」、「上司への報告はどのようにするのか」というような事です。
マネジメント能力の低い管理者は、これらのことに気を取られ、上手く立ち回ることができなくなるのです。
さらに、そのような状況を作ったあなたに、あからさまな態度で対応することも出てきます。
また、管理者がそのような状態なので、現場も上手く回りません。
仕事が頼みやすい独身スタッフや、子育てが一段落したスタッフなどは、恰好の勤務交代要員として、目をつけられます。
それによって、いつも決まった人にしわ寄せが行くことで、反感を買うこともあります。
そして、あなたとスタッフとの関係も、悪化していくのです。
「家族の協力が得られない」という方もいるでしょう。
しかし、子育ては1人でするものではありません。
家庭が上手くまわっていないと、全ての歯車が狂ってきます。
まずは、ご自身が転職や退職を考えるほど悩んでいることを、伝えてみてはいかがでしょうか?
また、「経済的に苦しくて、仕事を辞められる状態ではない。」という方は、自治体の公共事業を利用することや、家計の見直し・資産運用など、現状を打開する方法は、いくつもあります。
まずは、調べてみることから始めてみましょう。
あなたは、子持ち看護師として日々、子育て・家事・仕事をマルチタスクでこなし、十分すぎるほど働いています。
決して、あなたの我慢や努力が足りない訳ではないのです。
この質問で分かる!転職と専業主婦、どっちを選べばいい?
転職するべきか、専業主婦になるべきか悩んでいる方は、この質問に答えれば、すぐにどちらを選べばいいのかが分かります。
転職か?専業主婦か?で悩んでいる方への質問
では、あなたに質問します。
夜、眠れていますか?
体調に異常は出ていませんか?
精神的な不調が現れていませんか?
この答えなら、迷わず専業主婦を選んでほしい
質問に、1つでも「YES」と回答した方は、限界を迎えています。
まず、休むべきです。なぜこの質問をしたのかと言うと、私が見てきた人達は、上にあげた症状が出ていたからです。
過去に私が見てきた人達の症状は、こんな感じでした。
今までなら、やらなかったようなミスを、繰り返してしまう。
スタッフと休憩中に談笑する事がなくなる。
頭痛・吐き気・不眠など、身体の不調が出てくる。
突然、涙が出てきて止まらなくなる。
頑張って続けた場合、その後はどうなる?
上記のような症状が出ている時に、上司へ報告すると、ほとんどの場合でこのような流れになります。
面談(現在の悩み、健康状態の確認)
まとまった休みをくれる。
さらに面談(心境の変化があったかの確認)
あなたを悩ます環境が「職場」だった場合は、解決方法がありません。
また、その上司は自分に原因があるとは全く思っていませんし、もっと言うならば「面倒な事になった」としか感じていません。
原因が何にせよ無理をして働いても、身体に異常が出てしまった方は、結局辞めていく場合が多いのです。
転職を選んだあなたへ。選ぶべき病院の条件とは?
病院を選ぶ時に最優先すべき条件とは?
選ぶべき病院の最優先の条件は、「強力な労働組合がある。」ということです。
なぜなら労働組合は、病院で働いているスタッフの労働環境を守るために、存在しているからです。
病院内では「経営者・管理者VS労働組合」という図式があり、特に組合員であった場合には、管理者でも下手なことが言えなくなるのです。
実際に現職時代、配属部署の師長が「あの子は組合員だから」というフレーズを、よく言っていました。
その他には、どのような条件が必要?
その他には、このようなものがあります。
院内保育園がある。
施設によって、保育時間などに違いがありますが、24時間保育を実施している所も、少なくありません。
この場合は、常勤勤務で夜勤があっても、対応が可能です。
子持ち看護師が多い。
同じ悩みを抱えるママさん看護師がいることで、上司や他のスタッフからの理解も得やすいので安心です。
スタッフの年齢層や既婚・未婚などバランスに偏りがない。
中堅から50歳以上の経験豊富なスタッフは、仕事配分や精神的に余裕を持って働いています。
しかし、余裕があることで、中には周りに目が行きがちになったり、自分の仕事のペースを乱されるのを嫌煙する人もいます。
このような年齢層が高い職場の場合、突発的な勤務交代が出てくる子持ち看護師は、協力が得られない事があります。
「院内保育園」「子持ち看護師が多い」「スタッフの年齢層や既婚・未婚などバランスに偏りがない」という判断基準を視野に入れ、転職先を探す方は多いと思います。
しかし、「労働組合」については、新しい視点の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
労働組合が強い施設は、基本的に福利厚生もしっかりしています。
ただ、「組合員になると活動に参加しなくてはいけない。」というデメリットもありますが、予定されたものが多いため、事前に対処することが可能です。
特に、退職理由が「職場の環境や上司との関係」だった方は、組合員という事で得られるメリットの方が大きいと考えます。
ぜひ条件の一つに入れていただけたら、と思います。
また、残業がほとんどないという理由で、クリニックなどを選択する方もいらっしゃいますが、少人数の施設がほとんどです。
1人抜けただけでも業務に支障が出てしまいます。急な休みや早退が必要になる子持ち看護師は、避けた方が無難です。
さらに、もっとシビアな契約で急な勤務変更が、信用問題にも繋がる派遣看護師も同様でしょう。
働くなら、常勤とパートどっち?
「転職を決めたけど、働き方はどうしよう」と悩まれている方も多いのではないでしょうか?
私は、基本的には常勤の方がいいと考えます。なぜなら、高い収入が得られるからです。
それ以外には、どのようなメリット・デメリットがあるのか、ご紹介していきます。
常勤のメリット
安定した収入がある。
賞与が高い。
研修や勉強会に参加することで、スキルアップが狙える。
施設によっては、日勤常勤の募集もある。
常勤のデメリット
施設によっては、残業や夜勤がある。
委員会や看護研究など、勤務以外の仕事がある。
部署の配置転換がある。
パートのメリット
残業や夜勤をしなくてもいい。
契約更新制なので更新時に、勤務時間や曜日など変更可能な場合がある。
研修や勉強会の強制参加がない。
委員会や看護研究など、勤務以外の仕事がない。
パートのデメリット
収入は大幅に減る。
賞与はほとんどない。
私は、常勤とパートそれぞれの働き方を経験しました。その経験を元に言えるのは、収入を第一条件にあげるのなら、絶対に常勤がいいということです。
もし、夫婦の収入におけるパワーバランスが、あなたの方が上の場合なら尚更です。
常勤とパートでは、年収が倍近く変わります。
今後、お子さんが成長するにつれ、必要なお金も増えていきます。
常勤で給与が安定しているならば、突発的な出費にも十分対応ができ、金銭的な不安も減ります。
ご主人の職種にもよりますが、一般的なサラリーマンの年収よりも、看護師は高いということです。
さらに、サラリーマンのようにクビになったり、転勤することもありません。
ですから、あなたがパートを選択するのは、できる限り避けた方が無難です。
また、看護師としてスキルアップをしたいと思う上昇志向が強い人も、常勤の方がいいでしょう。
一方、収入よりも確実に残業や夜勤がない方がいい場合や、スキルアップを望まない方は、パートも視野に入れ検討しましょう。
子持ち看護師が働きやすい職場を見つける方法とは?
まずは、e-ナースセンターへ登録する
最初は、e-ナースセンターへ登録しましょう。 なぜなら、施設登録数No.1だからです。
転職や再就職がはっきり決まってない段階でも、どのような施設が求人を出しているか、確認することができます。
また、転職サイトのように、聞き取り調査や積極的なあっせんもありません。
e-ナースセンター(都道府県看護協会による紹介事業)とは?
e-ナースセンターは、各都道府県看護協会による紹介事業です。明確な転職や再就職の意思がなくても登録ができます。
現在、日本看護協会は国と協力して、潜在看護師の発掘に力を入れており、現役から離れて技術的な不安がある看護師にも、研修を開催しています。
特に出産後に退職し、再就職を考えている方には、最適と言えます。
また、施設と登録者とのマッチングも可能です。さらに各センターの職員は、ほとんどが元看護師ですので、経験に基づいたアドバイスをしてくれます。
次に看護師転職サイトへの登録を検討する
積極的に転職や再就職先を探している方は、看護師転職サイトを活用する方法もあります。
ビジネスとして、転職をあっせんしていますから、積極的に営業の連絡がかかってきます。
ですので、まだ就職の意思が固まっていない段階で、登録はしない方がいいでしょう。
また、e-ナースセンターと大きく違うポイントとしては、「紹介派遣」がある事です。
これは、まずパートとして試用期間を経て、問題なければそのまま就職する事ができる方法です。
これならば、就職後に「失敗した」と思うことがありません。 さらに、就職の他に「日雇い派遣」など、単発の仕事も取り扱っています。
まとめ
いかがでしたか?子持ち看護師が、働きやすい職場や働き方と、病院を選ぶ条件についてご紹介してきました。
私の結論としては、「労働組合が強く、福利厚生がしっかりしている病院に、常勤として就職する」ということを、おすすめしたいと思います。
少しでも、あなたが「満足した子持ち看護師人生」を目指すことができるように、と願っております。
(参考資料) 此方から ↓ ↓ ↓
出産・育児で離職中の看護師 92%以上が復職に不安あり 看護師の復職に関する意識調査 企業リリース | 日刊工業新聞 電子版 (nikkan.co.jp)
此方から ↓ ↓ ↓
eナースセンター―都道府県看護協会による無料職業紹介事業― (nurse-center.net)
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