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【1年目だけど看護師辞めたい…退職すべき?】
はじめまして。
筆者の私は現在、中部地方で4年目の看護師として働いています。
ただ、4年目といっても、一度転職を経験しており、新人時代は忙しい一般病棟で過ごし、2年目の途中に転職。
現在の職場で4年目を迎えました。
看護師1年目の頃は…
新しい場所で、新社会人として働く緊張感。
それに加えて、日々変化、急変する患者さん。
先輩から時には厳しく指導されることも。
新人看護師として働いている中で、ストレスを感じる場面は多いことでしょう。
おそらく、1年目で辞めたいと思う新人看護師さんも多いはず。
そんなあなたへ。
1年目で挫けてしまった私の退職に至るまでの経緯と、そこで思ったことをお伝えします。
【退職のきっかけ】
私が退職したきっかけは、職場環境のストレスでした。
仕事内容がとにかくハード。
勤務中はラウンドや検査、オペ出しで走り回り、トイレにも行けず(!!)
残業は2〜3時間が当然。
残業代は新人のため無し。
わざわざ先輩にも残ってもらったり、仕事を終えきれず手伝ってもらったり…
緊急入院や急変、亡くなったりする患者さんも多く、常に緊張感が走っていました。
続いて人間関係。
1年目の新人である以上、何事にも指導を受けて当たり前ではありますが、
個人的に悪口、悪意のある言葉を投げかけてくる先輩が何人かいたため、段々と話すのが怖くなり…。
同期の方がもっと酷い目に遭ってました。(思い出すのも嫌なので、ここでは省略します。)
そして、職場にいるだけで、休憩中でもストレスを感じるようになっていました。
身体的な疲れ、精神的なストレスを慢性的に感じるようになってしまった私は、1年目の終わり頃、うつ病と診断され、病休に入ることになりました。
自分では変え難い、環境によるストレスでした。
【休職から退職まで】
まず1ヶ月の病気休暇を取ることにしました。
看護部長さんと師長さんとの面談をして、今の自分の思いや今に至るまでの自分の状況を、細かく、ゆっくりと話しました。
正直、これが結構ツラかったです。
精神的にしんどく、何を答えるかを考えるのにも時間がかかり、かなり困りました。
結局、1ヶ月後の復職はできず、3ヶ月間お休みを頂くことになりました。
3ヶ月が、お給料の出せる病気休暇の期間だと言われたからです。
4ヶ月以降になると、病気休暇ではなく休職になり、お給料が出ないそうです。
どこも基準は大体同じだと思います。
そのため3ヶ月後には、勤務に配慮してほしいことを調整し、復職。
(例えば、「夜勤なし、残業なし、部屋持ちに先輩がペアに着く」など)
晴れて復職を果たしましたが、業務内容や人間関係など、根本的な解決には至っていない部分でつまづき、結局4ヶ月目以降の休職に入り、そのまま退職しました。
病気休暇中、1ヶ月おきに面談がありましたが、その度に、現在の体調や復職への気持ちを聞かれました。
復職にあたって、配慮してほしいこと、勤務の調整についての話など、手厚い支援もして頂きました。
1年目ということもあり、ここで辞めてほしくない、復職して頑張ってほしいと何度も言われましたが、退職して後悔はしていません。
【1年目で辞めたいと思ったら?】
辞めたい、と思う理由が、自分の未熟さ故の思いであるなら、もう少し頑張ってみても良いかと思います。
1年目で、全てできるなんてことはあり得ないですし、出来なくて当たり前。
周りに協力してもらいながら、指導してもらいながら成長できれば、それで良いと思います。
いじめなどの人間関係、そもそも仕事内容が合わないなど、自分の力だけじゃ改善することのできない部分が原因の場合は、より働きやすいところへ転職を検討すべきです。
どう頑張っても、改善のしようが無いですからね。
仕事のストレスが原因で、身体的な不調を感じている場合は身体からのSOSのサインです。
休んでも回復しない場合は、専門医にかかり、病気休暇を取るなど、自分の健康が第一です。
また、新人に任されている仕事なんてまだまだごく一部。
受け持ち、シフト、プリセプターの先輩など…休暇を取るにあたって、いろいろ心配なことは多いと思いますが、全てに責任を感じる必要はありません。自分の体を最優先に、休養に入るべきです。
辞めたい、もう限界…と思ったら、一度休職してみるのも良いかもしれません。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。
1年目で辞めたい…という思いから、転職に至るまでスムーズに決められる新人さんは少ないと思います。
辞めたいと思う原因、その原因は自分の未熟さにあるのか、そもそもの職場環境なのか。
すぐに辞める決心はつかないけど、心身共にストレスでいっぱい。仕事に行くのが辛い…という場合は、一度休職するのも手です。
精神的にバランスを崩すと、すぐには回復できません。
辞めたいと思っているその思い、限界まで放っておかずに、原因と向き合ってみることも大切です。