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退職したい看護師さん必須! 退職時に上司が辞めさせてくれない時の対処法
白衣に憧れて看護師になったはずなのに・・・もう疲れた!辞めたい!
と思う瞬間は誰しも経験することだとは思います。
私も、看護師として10年以上、4か所の部署を回ってきましたが何度かそのような気持ちになりました。
生活様式が変わるたびに、壁にぶつかり何度も悩んできました。
ここでは、私の経験も踏まえお話ししたいと思います。
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【1】退職の意思表示の時期・・・
まず初めに、退職の意思表示として適切な時期をご存じでしょうか?
看護師だけに限らずの事なのですが、一般的に退職の意思表示の時期として半年~1か月前が適切といわれています。
「そんな早くに伝えてしまったら、仕事がやりづらくなる」
「上司に止められるに決まっている」
そう思われる方も多いと思いますが、職場も人をや雇っている以上あなたが辞めた後の人材確保も視野に入れなければいけません。
どうしても伝えづらい状況がある方も多いと思いますが、まずは信頼できる上司に話しをしてみましょう。
また、詳細は就業規則に記載してあるはずなので確認してみましょう。
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【2】退職の意思を表示したものの
実際に退職の意思表示をして、すんなりと「わかりました」となるケースは正直ほとんどないと思った方がいいかもしれません。
上司としては、あなたの退職に関してはメリットがほとんどないからです。
なぜかと掘り下げてお話しますと、以前から看護師不足は嘆かれています。
昨今のコロナ事情でどの施設も疲弊し辞めてしまうスタッフが増えてきているのです。
その為、多くの職場では以前にもまして看護師が不足している現状があります。
また、看護師歴○○年といっても施設によってやり方は様々。
新しく入ってきた人を雇うということは資金面でもそうですが、入職してきた方に教育をするということはそれなりの時間を要します。
今いるスタッフで業務を回した方が、上司にとっても都合がいいのです。
- 辞めさせてくれないという考えのもと意思表示はするべし
前回までの内容をお読みになると「じゃあ、今の職場を一生辞めることが出来ない
の?」と不安になるかと思います。結論からお話しますと、その様な必要は全くありません。
あなたがここで記事を検索して、目を通しているということは「円満に辞めたい」という気持ちがあるからではないでしょうか?
まずはその考えを打開してみましょう。
「止められて当たり前」
「円満に辞めることなんて不可能なんだ」という心構えがあると、「来たか!」と思いひるむことはなくなるかと思います。
あなたの人生はあなたのものです。
他人が決める権利はないのです。
- 退職の意思を絶対に曲げない
とは言え、お世話になった上司や苦手な上司に止められてしまえば
「やっぱり考え直してみようかな」と思うのが人間の心理かと思います。
(喧嘩のような状況で辞める時は事情が違いますが)私もその一人でした。
どちらかというと、お世話になった上司に打ち明けた後の上司の顔を見るととても寂しそうにしており
「こんなにも沢山の事を教えてくれたのに、何の恩返しもできずに辞めてしまうのは失礼なんじゃないか」
「もう少し頑張って、せめて上司が辞めて(定年含む)から自分も辞めようか」
など正直、眠れなくなるほど悩みました。
けど、なぜ辞めたいと思ったのかそこに至るまでの長い長い道のりがあったはずです。
自分の気持ちをしっかりと整理することが必要かと思います。
何度考えても、悩んでしまうのならその程度の覚悟だったのしれません。
(厳しい言い方ですみません)
退職しようと思ったきっかけがあるのなら、そこで働き続けていても正直また同じような壁にぶつかることでしょう。
それが、後回しになるだけなのか、そこで思い切って別の世界を見てみたいのかをしっかりと自分の意思として持ち続けることが大切だと思います。
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【3】実際に起こりうるトラブルと対処法
1)「退職届を受理してもらえない」
上司に伝えたとしても、最終的にはしっかりと退職届を受理してもらえない。
たかが紙切れ一枚かもしれませんが最後の最後で跳ね返されてしまうケースも多くあるようです。
しかし、そこで根負けする必要はありません。
退職に関しては「民法第627条第1項」にあるように「当時が雇用期間を定めなかったときは、各当事者はいつでも解約の申し入れをすることが出来る。
これによって、雇用は解約申し入れ日から2週間を経過することによって終了する。」という決まりがあるのです。
目の前で破られたり、隠蔽される可能性がある場合は送付の証明ができる「内容証明郵便物」の送付にて退職届の提出証明をすることが出来ます。
2)「強制的に退職をとめようとする」
強い引き留めにあうようなこともあるでしょう。
私の知り合いの中でも、それで退職を先延ばしにしてしまった人もいます。
前述しましたが、あなたの人生はあなたのもの。一度きりです。
「絶対にやめるんだ!」という自分の気持ちを強く持ち続けることが大切です。
3)「有休を取らせてくれない」
「辞めます」といった途端、手のひらを返したようにここぞとばかりに勤務を組んでくる上司もいます。
有休を換金してくれる企業もありますが、看護業界ではまだまだ消化という形しかない施設がほとんどです。
有休は、すべての労働者に与えられた平等な権利です。
なるべく消化してから辞めるという形が一番理想名のですが、そうもいかないケースも多くあります。
何度も何度も打診しましょう。
それでもダメなら、労働組合に掛け合ってみるのも一つの手です。
もしかしたら、同じようなことで揉めている方もいるのかもしれません。
その社風をしっかりと変えなければ決して良い職場環境だとは言えないと個人的には思っています。
最終的手段として人昔話題になった「退職代行サービス」という形を使うのもありだと思います。
しっかりと、平等に与えられた権利は使いましょう。
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【4】あなたの人生一度きり
ここまでいかがでしたでしょうか?円満に辞めることが出来ないケースがほとんどかと思いますが、最終的に決めるのは「あなた」です。
「あなたがどうしたいのか」もっと大きなスケールで話すと「どんな人生を送りたいのか」しっかりと人生設計をする必要があると思います。
一度きりの人生だからこそ、仕事もプライベートも充実させたい。
これは私だけの思い出は決してないと思っています。その中で「看護師として働くことを選んだ私」経験を積むにつれ様々なライフイベントを経験します。
そのたび一度振り返り「今の自分はこれでいいのかな?」「楽しい人生を送れているのかな?」と考えるといいかのかもしれません。
最後にもう一度「人生一度きり」一日でも多く楽しい時間が過ごせますように。
この記事が、退職で悩む方のお力になればと思います。
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