【研修認定薬剤師】職歴6年の私が紹介/総合病院勤務

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研修認定薬剤師

研修認定薬剤師とは何かと具体的な資格取得方法について

Ⅰ始めに

イ)最初に私の自己紹介を軽くさせていただきます。
私は30代の男性薬剤師で薬剤師歴は6年、内科・小児科
クリニックの前の調剤薬局を経て今年4月に総合病院前の
調剤薬局に勤務しております。

大阪府内で勤務しております。

2016年に薬剤師免許を取得し、2017年に研修認定薬剤師を
取得しております。

II.研修認定薬剤師とは?


ロ)研修認定薬剤師とは?
認定薬剤師とは、研修認定薬剤師制度のもと、倫理、基礎薬学、医療薬学、衛生薬学及び薬事関連法規・制度など、良質の薬剤師業務を遂行するために、一定期間内に所定の単位を取得したと申請した後、認定された薬剤師と定義されています。

他の医療従事者や患者様からの信頼を高め、常に時代に即した薬学的ケアを行える薬剤師であることを示すことができます。

[ 公益財団法人 日本薬剤師研修センターHP]

ㇵ)通常の薬剤師と何が違うの?
上記の通り研修認定薬剤師は勉強会やインターネットを介した
自己研鑽システム(e₋ラーニングなど)により所定の単位を
取得し申請することでしか得られない資格となっています。

認定薬剤師になることでしか出来ない業務があるのが通常の
薬剤師との違いになります。

ニ)何のために出来た資格?
通常薬剤師は国家試験に合格後、更新の為の試験はございません。

1度取得すれば資格を保有し続けられます。

しかし、日々新薬の情報や疾患の情報など現場を取り巻く環境は
目まぐるしく変わっていきます。

そこで時代の流れについていき、患者様にメリットとなる新たな
情報や知識を提供できるように作られたのが認定薬剤師です。

上記でも記載した通り、取得には所定の単位数を獲得する必要がありさらに3年後毎の更新がございます。

ホ)資格取得でできる事
研修認定薬剤師の資格を取得する事で、「かかりつけ薬剤師」
になることが出来ます。

かかりつけ薬剤師とは患者様がかかる全ての医療機関の処方情報を把握し、服薬している薬剤を一元的に把握することで副作用や
効果が出ているのかを継続的に判断する事ができる薬剤師で
あります。

かかりつけ薬剤師が患者様の服薬情報を一元的・継続的に把握
することで多剤・重複投薬(薬の種類が多すぎる、同じ薬が
複数の医療機関から処方されている等)や残薬の解消に繋がり
患者様の薬物療法の有効性・安全性の向上と医療費の適正化に
繋がります。

[ 厚生労働省HP かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局の推進について]

へ)患者様にどんなメリットがある?

上述した通り、認定薬剤師になることでかかりつけ薬剤師としての業務を行う事が出来ます。患者様に代わり、どこで何の薬をもらっているか把握するので患者様の手間を省くことが出来ます。

また、患者様が飲まれている全ての薬について管理を行うので
薬の重複を防ぎ無駄にお金を払いすぎる事がなくなります。

またあまりに多くの薬を飲まれている場合には医師と薬を減らせるか相談することで患者様の多剤服用を防ぐことが出来ます。

実際、ビタミン剤やアレルギー薬、胃薬などは長期にわたり
漫然と投与すべきではないとの記載がされている薬剤も多々あり
これらの薬は減らせる可能性があります。

あとは、かかりつけ薬剤師を選ぶことであちこちの薬局で薬を
もらう事がなくなりお薬手帳が複数になって管理がしづらくなる、
薬局選びに迷うなどの問題も解決できます。

IV.資格取得の方法について

ト)具体的に何をすれば取得できるの?

日本薬剤師研修センターが発行している研修手帳に、研修を受講して得られるシールを貼付し単位を集めます。

研修には様々な種類のものがあり、研修形態は「集合研修・実習研修・特定講座研修」「グループ研修」「通信講座研修」「自己研修」の4種類があり、研修によっては、出席率や習熟度確認テストなどをクリアしないと単位が交付されないものもあります。

[ APO PLUS薬剤師 「認定薬剤師について」]

新規で認定薬剤師を取得する場合には4年で40単位の取得が
必要です。

更新する場合には3年で30単位を取得する必要があります。新規でも更新でも年に5単位以上取得する必要があります。

仮に1年で40単位取得した場合でも、新規に認定薬剤師になることはできます。

自己研修とグループ研修に関しては薬剤師研修支援システムから
自己申請する必要があります。

V.資格申請の流れについて

チ)認定薬剤師の申請はどこで何をすればいいの?

認定薬剤師の申請には、まず認定薬剤師手帳を購入し集めた単位
シールを貼付する必要があります。

加えて認定薬剤師申請書(日本薬剤師研修センターHPよりダウンロード可)に申請日、所属施設名、氏名、認定薬剤師番号を記入します。

所属施設名には勤務先を記入します。

取得した単位について記入します。

学習期間(単位取得期間)、取得単位の内訳(センター主催講習会・研修会:○単位、e-Learning:○単位など)、合計単位数を記入します。
[ JPラーニング] 提出後3カ月ほどで認定登録されます。

VI.取得後の更新について

リ)認定薬剤師の資格を継続的に更新する為にするべきこと

認定薬剤師の資格は更新する必要があり、3年毎に所定の
単位を30単位取得する必要があります。

このとき毎年必ず5単位以上取得する必要があり、仮に
30単位取得していたとしても1年目に5単位未満だった場合は
認定薬剤師の更新は出来ないので注意が必要です。

引用元:

⏩公益財団法人 日本薬剤師研修センターHP

⏩厚生労働省HP かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局の推進について

⏩ APOPLUS薬剤師 「認定薬剤師について」

⏩JPラーニング

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