【看護師】適応障害/うつ病になるか。ゴミで終わるか。

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大学病院への就職

リーダー業務開始

3年目に事件勃発

7年目の春

私が看護師になって6年経過しました。
次の4月には7年目になります。

けれど
7年間ずっと仕事を続けられていたわけではありません。

半年間の休職期間がありました。

今日は、私が休職に至るまでのお話しをします。

私が新卒で入職したのは、大学病院でした。

院内は広くてとっても綺麗。

インターンシップで他の病院にも見学に行きましたが、ダントツで綺麗だったのがその大学病院でした。

実習先の病院だったこともあり、
入職試験や面接には困りませんでした。

『先端の医療が学べる大学病院でたくさん学んで
いい看護師になるぞ!!』

強い気持ちを持って働き始めました。

大学病院は比較的若手看護師が多いです。
入れ替わり立ち替わりが多いのが大学病院の特徴。

業務も忙しく、高度な学習も求められます。

入職して3ヶ月で退職した同期もいました。

それでも私は負けずに
同じ病棟に配属されて同期たちとともに
慰め合い、支え合いながら頑張っていました。

1年目を終えて、2年目になると
もう新人看護師ではありません。

後輩も入り、責任が重くなりました。

それでも毎日、患者さんのために取り組みました。

2年目の夏には、日頃の努力が認められ、
他の同期よりも早くリーダー業務をさせてもらい
委員会活動にも参加させてもらえるようになりました。

責任が増えていく不安と
先輩たちから期待されている喜びと
自分がよりよい看護師になるために
努力し続けました。

3年目には病棟リーダー業務の担当も増え
委員会活動のほか看護研究にも参加しました。
新人看護師のプリセプターも担当しました。

新しい業務が増え、責任がどんどん重くなり
私は不安になりました。

しかし、
師長さんに「これもお願いしていい?」と言われると
ノーとは言えませんでした。

3年目の秋も夏頃から、私は眠れなくなりました。
師長さんに言われ、夜勤も月に9回入り、
生活リズムは完全に崩れており、
日勤で帰宅した後も、日々の学習や看護研究業務、
プリセプターとしての教育計画など
業務に追われる毎日でした。

いつしか気がつけば、週に1〜2時間ほどしか
まとまった睡眠時間を確保できていませんでした。

完全にキャパオーバーだったのです。

先輩たちからも勉強会の資料作成の依頼や
大学病院ならではのレポート作成などもあり
どんどん眠れなくなりました。

そして

3年目の9月に、事件は起こりました。

寝たきりの患者さんの環境整備をしている時でした。
突然、涙が止まらなくなりました。
悲しくも痛くもないのに、涙が溢れてくるのです。

幸い患者さんは、眠っておられたので
泣いている姿は見られていません。

環境整備を終え、看護師の控え室に移動しました。

それでも涙は止まりません。

ここで初めて私は、十分に眠れていないこと、
食事もとっていないこと、体重が6kg減っていること
漠然と消えて無くなりたいと思っていること
自分が追い込まれていることに気がつきました。

そこからは、あっという間でした。

師長さんに状況を報告すると、
精神科を受診するように言われ、
翌日はお休みし、予約が取れた翌々日に病院に行くと
“適応障害”、”うつ病”と診断されました。

3ヶ月間の休職指示を受け
いくつかの抗うつ薬と睡眠薬が処方されました。

その結果を病棟に連絡し、診断書を提出しました。

そこからの数日間は、ベッドで寝たきりになりました。

泣いてしまった自分、仕事を休んだ自分、
業務を全うできなかった自分、うつ病の自分。

全てが許せない気分でした。

そこから、3ヶ月では精神科の先生や産業医から
就業可能との診断が降りず
結局、復帰するまでに半年間の期間を要しました。

投薬治療やカウンセリング、認知行動療法など
様々なサポートを受けながら療養し
4年目になると同時に、復帰することができました。

そこからの私は『無理をしないこと』をモットーに
仕事に取り組みました。

自分が抱えている業務を周りに伝えること、
少しでも業務に不安があれば先輩に相談すること、
師長さんに言われても出来ないことはノーということ。

復帰をしてからもしばらくは
抗うつ薬と睡眠薬を飲んでいましたが

無理矢理にでも1日6時間は眠ること、
朝昼夜の食事の時間を忘れないこと、
自分の身体を労わる時間を作ること、
も大切にするようにしました。

そんな私も今では7年目。
大学病院は退職し、今は他の病院で勤務しています。
今も『無理をしない』モットーで頑張っています。

看護師をしている私たちは、
患者さんの安全を守るために居ます。
患者さんの安全を守るためには
自分の安全を守ることも大切です。

自分が心を壊しては、患者さんへの看護もできません。
自分が身体を壊しては、患者さんを支えられません。

けれど、私たち看護師も1人の人間です。

無理をすれば、心や身体が壊れることもあります。

だから、決して無理をしないでください。

無理だと思ったら、やめてもいいです。
休んだっていいんです。

自分を大切にしながら
患者さんの看護を続けることが
よりよい看護師なのだと思います。

まだまだ経験の浅い私も
これからもよりよい看護師となれるよう
頑張っていきます。

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