【保育士】20代/適応障害は、辞職しかないの?転職で多くの先生の価値観や保育観に触れ、自分を高めることもできます。!

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保育士【辞職以外に選択肢はない】

〈プロフィール〉
・20代
・公立幼稚園5年、保育士1年目
・神奈川県

目次

1 公立幼稚園の現状
私が勤め始めたのは2015年からです。年に1、2人の採用でしたので職場に同世代の先生がたまたま同じ園いる時もありましたが、20代の先生が自分一人という人事配置の時もあり、誰にも相談できず孤独な日々でした。

また、田舎でしたので著しく少子化が進み、新採用で入った時には園児数約100名、4クラスでしたが、私が退職する頃には園児数50名弱、2クラスと規模が縮小してしまいました。

各学年で2クラスある時は担任2名で保育内容や行事の進め方について相談しながら保育ができましたが、1クラスになってしまうと相談できる相手もおらず、保育経験が浅いままがむしゃらに一人で進め、何をしても上から怒られる状態になってしまいました。

2 いじめ、パワハラの実態
保育の記録に非常に厳しく、毎日寝る間を惜しんで書いても、保育が終わって返却された日案を見ると「何が?」「全然わからない。」「もっと具体的に。」など、用紙が真っ赤になるくらいのダメ出しをされました。

自分なりに分かりやすいように書いても毎日同じ指導を受けました。
先輩の日案の方が明らかに内容が薄いにも関わらず何も指摘が入っていないことに気付き「これはいじめだな。」と確信しました。

一番強烈に記憶に残っているのが発表会前日に衣装を全部作り直させられたことですね。
徹夜でカラーポリ袋を切り泣きながら作りました。

また、私の園では一番下っ端が15時になると全職員にコーヒーをお茶菓子を用意する文化がありましたが、よく「こんな薄いコーヒー飲めやしない!」とせっかく入れたコーヒーを容赦なく流しに捨てられていました。

3 適応障害の診断
5年目の時に園長の人事異動があり、それまでの比ではないようなパワハラを受けました。
いよいよ体が耐えきれなくなり、通勤時に猛烈な眠気、吐き気、めまいが起き、保育中も頭が真っ白になり思考停止になることが多く、保育中の咄嗟の判断ができなくなりました。

血液検査をしても婦人科でホルモンの検査をしても異常がなく、「これは適応障害かも…」と思い、心療内科を受診したところ予想は的中で「適応障害」の診断が下りました。

数か月休職をすることも頭をよぎりましたが、復職をしたところで症状が再発することが見込めましたので、それなら「3月いっぱいは最後まで担任を全うして、今年度でやめよう。」と決断しました。

退職を決めたら気が楽になり、何を言われても「どうせ私はもういなくなるので。」と心の中で思えるようになり、精神安定剤や抗うつ薬を飲みながらどうにか3月まで勤めることができました。

4 退職、転職へ
その後は心機一転して別の保育園に転職しました。
しかし、転職先の保育園も園長が子どもに暴力をふるうようなところでしたのですぐに退職し、現在は別の民間保育園に勤めています。

大手企業が運営している保育園で、職員の方も皆さん良い人で非常に働きやすいです。

5 苦しんでいる方へ
保育園、幼稚園は「その園の園長が全て」という風潮があり、それは残念ながら今後も続いていく文化だと思います。

公立幼稚園にいた時は「あなたは恵まれていると思った方がいいよ。」と口酸っぱく言われ、要は〝私たちなんてもっと厳しい指導受けてきたんだから、このくらい耐えなさいよ″という圧を非常に感じました。

上記のパワハラやいじめも若い子に対する当たり前の指導と思ってしていたのだと思います。
今の時代ではありえないですよね?

保育業界が時代に逆行した非常に特殊で閉鎖的な空間であることが分かると思います。

しかし、転職をしてみて全ての園がそのようなパワハラ気質の強い園でないことが分かりました。
もちろん女社会の風潮が根強くあるので、人間関係のいざこざがゼロではないですが、もしこの記事を読んでいる方で苦しんでいる方がいたら「転職」というステップに踏み出してほしいと思います。

今よりいい環境で働ける園は絶対にあります。そして子どもはどこに行ったって可愛いです。
「子どもが好き」「保育が好き」という揺るがない気持ちをもっていれば、いい職場に巡り合えると思います。
私は現在28歳にして転職3回目です。

実際に働いてみないと人間関係や職員同士の雰囲気など見えてこない部分もありますが、逆に転職を重ねると、就職面接の時に園側に質問する内容や、就職前の園見学で見ておくポイントなどが見えてきた気もします。

また、いろいろな園で保育を経験をすると、多くの先生の価値観や保育観に触れ、自分を高めることもできると思いました。

※子どもと関わる仕事の需要はたくさんありますので、理想の職場を目指して私と一緒に何度でもトライしていきましょう。

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