とある看護師の手記《私が退職に追い詰められた時の話》

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20歳代 経験年数:7年 岡山県

《私が退職に追い詰められた時の話》
当時、私は5年の看護師として病棟勤務していました。
ある年の新卒で自分の同じ学校をした女の子が就職しました。

私は同じ学校だったこともあり頑張って欲しかった為可愛いがろうと決めました。
しかし自ら行動する事も大切だと思っていたので、相談をされたら丁寧に対応していました。

彼女も指導が入りながらもめげずに頑張っていたのでそこは評価していました。
彼女が入ってから3ヶ月。同世代の看護師で呑みに行く予定ができたので、交友関係を広める為にもと思いその子を誘ってあげました。その会自体を彼女が楽しめていたかは正直分かりませんが、適度に話をふって孤立しないようにしました。

その帰り道。彼女と帰る方向が同じという事と、半ば強引に誘ってしまった事とあり途中まで送っていってあげました。
その帰り道に彼女が仕事での悩みを教えてくれて、相談にのってあげました。

患者、職員とのコミュニケーションについての悩みが深かったのでそこを重点的に話をしました。後から知った事なのですがこの頃から少し後輩の彼女は私に恋心を抱き始めていたそうです。

それからも普通通りに日々はすぎ、彼女にも適度に指導をしてあげました。
数回勤務の都合が合えばご飯だけにも行きました。

それは後輩としてご飯に行っていました。そんな日が続いてある日。
彼女も看護師2年目になったくらいです。

同じ職場の20代前半の男と女の看護師2人が自分のよからぬ噂をしていると耳にしていました。
自分はその看護師に対して良い思いを持っていなかったので『また適当になにか言ってるな』とだけ思って気にしてませんでした。

その数日後、後輩の彼女から『〇〇さん(私の名前)が他の女看護師と不倫して、私を次狙ってるって言ってたよ。』と連絡が入りました。
普通に他の職員と交流はありましたが、不倫をするような関係になった人はおらず、全く身に覚えがなかったので彼女には『変な噂には流されないで欲しい』と伝えました。

彼女も何かおかしいとは思っててくれてたみたいで情報の出所を探ってみると、自分の良からぬ噂を流してる看護師が原因だと分かりました。
噂はそれだけでは収まらず、自分の出勤していないタイミングを見計らってほとんどの職員に嘘の話をしていたと彼女から教えてもらいました。

噂を流してる本人達は『〇〇さん(筆者)が悪い。後輩の子は被害者でかわいそう』と話、私を悪者扱いにしていきました。
その2人の看護師とは業務上必要な関わりのみで親しい交流はありません。

それにも関わらず話をでっちあげられたのに私は怒りを感じました。
しかし、地獄だったのはその翌日からです。

出勤して職場の雰囲気が違う事を察知しました。
あいさつ、話し合い等普段とは変わりませんでしたがどこかいつもと違う事は分かりました。

業務に必要な話をしたりするのにも距離を感じました。
今思えば私が被害的にとらえ過ぎていたのあかもしれません。

しかし、あの時の独特な空気感には胸がいたくなりました。
その翌日、翌々日も同じような状態が続いていました。

私はストレスを感じ咳が止まらなくなりました。
そこから看護師全員を疑うようになって生きた心地がしませんでした。

そんなある日、1人の看護師が声をかけてくれました。
その看護師は私を心配してくれており噂も何かの間違いだと思っていてくれました。

そこから一人ひとりに話をして少しずつ誤解を解いていきました。
人の噂も75日。しばらくしてその噂はなくなり私は普通に仕事できるようになりました。

部署移動が年に2回ありますが、噂を招いた2人はまだ所属しています。

最近また変な噂を耳にするようになったので、また新しいターゲットを見つけたんだと思います。

《好きと嫌いは紙一重》
私が看護師1年目のこと。20代前半だった私と同時に新卒で30代前半の男看護師が一緒に入社しました。

その男看護師A君は見た目はお世辞にも良いとは言えませんでした。
小太りで髪の毛はないような人でした。
話をしても的外れな回答する事が多く周りの先輩からも不思議な人として扱われていました。
私は歳は離れていても唯一の同期でもあった為、自負なりに積極的にコミュニケーションをとっていきました。

共通の趣味もあって話は日をますごとに増えていきましたが、距離を置かれてるような感覚になっていました。

私もそんなA君と少しずつ距離が離れ、必要最低限の会話程度しかしなくなりました。しかし、心のどっかで交友関係を築きたいと思っていたので仲良くなれるタイミングを伺っていました。

ある時1人の女性看護師さんが作業している時、A君がその作業に対して話をしていました。
後から聞いた話ですがA君はその先輩看護師がしている作業に対して『それはこーした方がいいですよ』とアドバイスをしました。

その先輩は普段は良い人なのですが、プライドが高いと同僚の中でも有名な方でした。アドバイスをされた事でプライドが傷ついたようでそこから先輩がA君に対する態度を180度変わりました。

声をかけられても無視、採血など人に頼みたい事があってもA君には頼まないといった、あからさまな態度になってしまっていました。
表情、態度とあからさまに出ていたので職員の中ではあっという間に話が広がっていきました。

その2人が一緒の勤務代にいる時は空気がどことなく重い感じで緊張の糸が張り詰められていました。ある時、スタッフが共有するファイルをA君が取り出そうとしてました。

その先輩がいる時はファイルを触る瞬間に『触らないで』と周囲に聞こえるような声量で静止させられます。周りの職員も目が点になりその様子を見ていました。

さすがにその後看護師長から先輩に対して指導が入りました。A君以外には普段とは変わらないように察しており、私自身もその先輩にもいろいろとアドバイスをもらって良くしてもらいました。

問題になるような人にも見えなかったので看護師になって間もなかった私は改めて人と関わる時は気をつけないとダメだなと思いました。
何気ない一言がその人の地雷を踏んでしまう。今もその先輩と関わる時は注意してます。

《独裁者院長》
以前は働いてた病院の院長は職員の中でダメ人間と有名です。
その病院は開業医の祖父から受け継がれ、今は開業医の孫(30代後半)が院長をしています。

院長の仕事といったら経営だけでなく外来、病棟の患者も受け持っていたので、その患者の診察、治療も引き受けていました。
がしかし、仕事をしようとしません。外来には遅刻、入院患者は入院させるだけさせておいで週に1〜2回診察する程度。

後は代診の医師に任せっきりでした。
ろくに患者の検査や、治療方針の決定などしない為、医師のクレームを看護師が聞かされる事なんて数えきれません。

『自分のしたい事を自分のしたい時にやる』といった感じです。
院長という事もあり、他の医師も先生に対して注意ができない状態でした。

経営的に病棟のベッドが埋まってくれたらいいという考えの院長だった為、入院適応でない患者も『治療が必要』と言い入院させていました。

そんな入院患者も入院が必要のない状態ってのもあり診察にいつまで経っても行くことはありませんでした。
そんなら姿を見かねた看護師長が院長に対して院長の受け持ちの患者には適切な診察、治療をするように伝えていました。

院長の動きの改善が無ければ何度も繰り返しに伝えてましたが、その度に院長から返ってくる言葉は『あーそれね。はいはい。』と手であしらう事しかしませんでした。

そしてある日院長に注意をしていた看護師長が退職していました。

理由については『上からのお達し』とだけしか聞かされませんでした。
どうも院長に繰り返し注意された事に腹を立て看護師長を自主的に退職するように圧をかけてたそうです。

それから院長に注意できる看護師を含め、職員はいなくなりました。注意するときっと見えないところから退職に追い込まれるから。
20歳代 経験年数:7年 岡山県

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