ハラスメント看護師の退職を引き止める愚かな看護部

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ハラスメント看護師の退職を引き止める愚かな看護部

看護部の人事はいつも納得できません。
看護師のキャリアを考えない異動、患者さんから苦情が多い看護師の放置、椅子に座って働かない看護師を管理職にするなど、本当に看護師不足の原因がわかっているのか疑問です。

患者さんとのトラブルや仕事がきついことが理由で看護師はやめるのではありません。

同僚や管理職のハラスメントや板挟みなどの人間関係で、消耗して疲れ果てて燃え尽きてしまうのです。

以前働いていた病院で、患者さんにも看護師にもハラスメントをしてきた看護師Xさんに対する看護部の対応の一部始終を紹介しますね。

今考えても看護部にも自分にも腹立たしい思い出です。

1.「異動希望を承認しなければやめる」と言われて振り回される看護部

消化器内科から異動してきたXさんは、自己紹介で「循環器病棟で働きたくて異動の希望をしました。

よろしくお願いします。」と最初は謙虚でおとなしい印象でした。

Xさんは循環器疾患の看護になかなかなじめず、落ち込んでいることが多くなりました。

「やめたい」と口にすることもありましたが、毎日一生懸命勉強して仕事をしていました。

ですがXさんと一緒に働いていた看護師が循環器病棟に移動してきたとき、Xさんの本当の姿を聞くことができました。

「やめる」が口癖で、今回の異動も「循環器病棟に異動させなければやめる」と、看護部に乗り込んで直談判して希望を無理矢理押し通したとしばらくたって本人の口から聞きました。

看護師不足なのはわかっていましたが、そこまでして看護師を辞めさせたくないのか看護部の対応に疑問を持ちました。

看護師にやめられては困ることを知っての上で、異動希望を無理矢理押し通す看護師に媚びるとしか考えられなかったです。

2.同じ職場の看護師と患者さんへのハラスメント

循環器病棟のスタッフは、Xさんが燃え尽きないようにフォローしていましたが、同じ病棟で働いていた看護師が「Xさんはあんなおとなしい人じゃない」とある日一緒の夜勤の時に言いました。

消化器内科で働いていたXさんは、気に入らない患者さんに「馬鹿野郎」「死ねばいいのに」と常々吐き捨てていたそうです。患者さんを怒鳴りつけることは日常茶飯事だったと話してくれました。

看護部も看護師長も見て見ぬふりで、先輩看護師が見かねて注意していたけど「すみませーん」と口先だけで誤って全く態度は改善しなかったとのことでした。

循環器病棟に異動して2年目くらいから本性をあらわしました。
新人看護師にも当然暴言を吐き、「あなたの給料でその働きでいいなら、私も適当に働くから」といやみを常に言っていたそうです。

気に入らない看護師には仕事のミスややってなかったことをメモに書いて、個人のロッカーやメールボックスに貼っていました。新人既卒問わず、ねちねちと嫌味を言って泣かせることが多かったです。

機嫌が悪い日は「このサマリーは必要ないから」と本人の目の前で、書いたサマリーを破り捨てていました。

2.患者さんに「死にたいなら死ね」といった看護師をかばう看護部

患者さんは症状がつらければ、「死にたい」といいます。

本当に死を考えるのではなく、辛さから逃れたいから「死にたい」と訴えるのです。

ある患者さんが筆談で「死にたい」としか書かなくなりました。

Xさんと一緒の夜勤の看護師から話を聞くと、患者さんの部屋から「死にたいなら死ねば!」とXさんが怒っていたそうです。

それだけじゃなく転棟した先の看護師から、「Xさんから~といわれた」などと患者さんから苦情が来ていることを知りました。

それでも看護師長も看護部も見て見ぬふりをしていました。

3.ハラスメント看護師に対する看護部の関わり

とうとう意見箱に、患者さんからXさんの対応に名指しで苦情が入りました。看護部に呼び出されて厳重注意を受け、「じゃあやめます」と引き止められることを期待してXさんは退職することになりました。

看護部は「やめたいんならどうぞ」といったん退職を承諾しました。
しかし「彼女はストレスがたまっていたから患者さんにつらく当たった。

これはフォローして辞めさせてはいけない」と全力で退職を止める看護部の管理職がいたのです。

同じ時期に仕事に行き詰まり無断欠勤をしていたKさんには、退職を勧めて退職届を受理しました。

無断欠勤する看護師には退職をすすめ、患者に死ねという看護師の退職を引き止める看護部の対応はどう考えてもおかしいと感じました。

4.Xさんのハラスメントにようやく気付いた看護部

よほどのことをしなければ、看護師の解雇はできません。

Xさんのハラスメント行為は、だれも止めることができないくらい限度を超えていきました。

循環器病棟に飽きたXさんは、いつも通り「異動させないならやめる」と看護部に乗り込んできました。

看護部も患者さんの苦情だけでなく病棟師長が困り果て、退職する看護師がXさんが原因とようやくわかってきました。
看護部は待ってましたとばかりに、一気に退職手続きを勧めました。

Xさんは「こんな病院辞めてやる!すっきりした!」と言っていましたが、冷静になるとやめたいのではなく異動したかっただけと思い出しました。

Xさん後悔して何度も退職届を取り下げるように頼みましたが、看護部は「一度提出したものは取り下げられない」と退職させました。

まとめー看護部は決断ができない看護師の象徴

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