【看護師長】と主任からのいじめに直談判したが、、、本当の救済とは?

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ブラックな職場から退職した経験

はじめまして。現在30代、看護経験10年程度の者です。

今回、ご縁がありましてブラックな職場でいじめられた経験を述べる機会を得たのでこうして筆を取らせていただきました。
もしよければ少しお付き合いいただけたらと思います。

あまり良いことではないですが、誰かの参考になればと思います。

これは当時20歳代、看護経験5年以上10年目以下の時の経験をお話しします。

神奈川県の某手術室に在籍していた時のことです。

総合病院ではありますが、手術室は数部屋。

平日のみ1日に2〜4件程度の予定手術、基本的には残業は少なく、当然ながら夜勤はなし。

緊急時はオンコールというような業務でした。

平和…なときは、オンコールも呼ばれず、残業もなく安定しているのですが、運悪くオンコール日に緊急手術に呼ばれ、特に深夜に呼ばれると翌朝、そのまま朝イチの手術をこなして帰る、ということもありました。

そうです。

ここで気づいていただける方が多いことと思いますが、手術室所属の看護師は看護師長を含めて両手で数えられます。というよりほぼ片手。

そんな中、人員補充は望めない。
(手術室という特殊な環境ということと、病院自体が新人の採用はなし。転職サイトに載せているものの、中途にはなかなか来てもらえない。
そして、手術室だけではなく病棟看護師も人員不足)
人が本当にいませんでした。

そんな環境なので、オンコールはひどいと2日に1回。
また、オンコールからいつ呼ばれても定時の手術を担当しなければ帰れない。

帰すことができない。

文句を言ってもどうにもならない。

仕方ないのでそのまま手術に臨む、という状況です。

こんな環境なので簡単に人の心は荒む一方。というより、「残っている人間の心が荒んでいるから人が来ても定着しないブラックな職場」だったのです。

蓋を開けてみると自分より在籍の長い先輩たちは基本的に勤続年数5年以上。
わたしより少し前に入職した人はどんどん退職していました。

退職理由は「上司と折り合いが悪い」「人間関係がうまくいかない」ということでした。

それでも、わたしが入職した時はまだマシでした。今考えると、わたしが入ってから環境が悪くなっていました。

なによりもどんどん環境が悪い状況になっていたのが明らかなのは、管理職である師長がオンコールを担当しないと回らない、それでも回らない、自転車操業の状態でした。

こんな環境でも、もし仮に人間関係がよければ「チームワーク」や「部署愛」などが芽生えて頑張ろう、協力しよう、という気になるのでしょうか…しかし残念なことに、そこにあったのは「管理職からの陰湿ないじめ」でした。

わたしの場合は師長と主任、どちらからもいじめられました。
きっかけは正直、わかりません。

強いて言うならわたしの前に在籍していた、いじめのターゲットだった同僚が2人退職しました。

2人目がいじめられていたあたりで「次はわたしかな」という心の準備ができていました。そんな自覚のできるような環境だったので、「ついにきた」というのはありました。

個人の特定がされにくいと思うエピソードをいくつか…
朝、出勤したらまず挨拶しますよね。

いじめのターゲットとなると、彼らに声をかけても無視されます。

一人だけ無視。存在を無視。隣にいる同僚には笑顔で「○○さんおはよう!」と挨拶。

無視しているのは彼らですが「あ、いたの〜。」とわたしの顔を見て舌打ちをされる。

手術の途中でガーゼカウントをするタイミング(これは当時の病院独自のルールで、ある操作の前、後、傷を閉じる前、後におこないます)なので、声をかけて「ダブルチェックお願いします」と言っても無視。

その後、勝手にガーゼカウントをはじめて「まだやってなかったの?どんくさい」など、言い方もきついが余計な一言を尾につけて投げかける。

ガーゼカウントが一致しない場合、どこの病院もそうだと思いますが、死に物狂いで探すのですが「自分の手元には絶対にない」と一点張り。

本当に師長や主任の言っていることが正しく、わたしのガーゼカウントが間違っていることもありますが、そうじゃないときは「あ、(ガーゼ)あった〜」と謝ることはなく「あったからいいでしょ?何が悪いの?」と開き直り。

絶対に自分の非は認めない。

手術室には手術をする主治医である医師とその助手の医師以外にも手術をサポートする麻酔科医、臨床工学技士、診療放射線技師と多くの人がいます。

わたしがいじめのターゲットにされていることは周りが見ても一目瞭然。

そのため、優しい言葉をかけてくれたり、上司に嫌なことを言われないように先手打ってかばってくれたりするような人が多いのですが、その分余計に火に油を注いだようで、大炎上しました。

どうやらわたしは八方美人、と言われて「あいつに関わるとろくなことない」といじめてくる上司たちは言っていたようです。

それを真に受けてわたしに攻撃的になる人や、いじめてくる上司たちに逆らえない人はその上司がいる前ではわたしのことを無視したり、避けられたりしました。

いじめをしているのは看護師長と主任であったので、看護部長に直談判したところ、わたしが「困っているようだから、優しくするように」と看護部長はありがた迷惑で実名を相手に伝えてしまいさらに炎上。

日に日に態度は悪くなり、「どいて」と突き飛ばされたり、オンコールの回数を地味に増やされたりしました。

これでもめげなかったわたしは次に、看護部長の上司にあたるグループ本部の看護部長へアポなしでしたが訪問し直談判。「悪い環境である予感はしていた」とのことで、グループ本部の看護部職員によって視察・内部調査をすることになりました。

しかし、その日はいじめている看護師長も主任も上手に受け答えをしていたため、現行犯ではみられていませんでしたが、明らかに労務環境が悪いことは勤務表をみて指摘していただけたようでした。

さすがにグループ本部の視察の時に、わたしの実名は挙げられなかったようで、いじめの内容自体は変わらなかったものの、しばらく悪化はしませんでした。

半年ほど過ぎると精神的にも身体的にもいじめにも激務にも慣れてきたつもりが、こころと体が乖離していくことを、身をもって知りました。不眠症、うつ病を発症したため、精神科受診して休職しました。

休職中、グループ本部の看護部から自分の所属している病院看護部へ再度、是正勧告が出たり、わたしがなんとか退職はしないよう希望があれば手術室以外での部署異動を…せめてグループ関連病院への異動を…と離職対策をしてくれていたりしていたようですが、「働く」以前に病院にいくことが苦痛になっていたので一旦退職しました。

ここまで読んだら「うちの職場かも」と思う方がいるかもしれません。

正直、ここに載せているのはごく軽いほうなので、悲しいけれどもっとひどい処遇に遭っている人がいることと思います。

はっきり言って自分に不眠やうつは遠い話だと思っていました。
しかし、発症してしまった事実があります。

もしあなたが誰かからいじめられている(かもしれない)と自覚をしているようだったら、そんな職場さっさと離れてください。

勤務をどうにかするのは職場です。
あなたではないです。

もし、かつてのわたしのように「ここで休んだら(誰かに)迷惑がかかる」と思って、自分が辛くても働かなければならないと思う職場はあなたを大切にしてくれている職場か、よく考えた方がいいと思います。

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